申告価額
2025
申告価額
Rosa Franco Mendoza
2007年に撮影を始めた、大学の「Espacios en su Tiempo」プロジェクトの最初の写真集です。マドリード、サバデル、バルセロナで3回の展覧会を開催しました。
『Es el momento 2025』は、視覚記録と人類学を愛する写真家なら誰もが憧れる写真集という夢を実現しました。
レンズと文化のあいだ:世界をつなぐアート
申告価値
は、2007年から2025年にかけて、地域重要文化財に指定された歴史的建造物、バルセロナの郵便電信宮殿で制作された写真プロジェクトです。
18年にわたり、建物の内部空間や建築、そして何世代もの職員が残した痕跡を記録してきました。私の視点には、個人的な経験も反映されています。Correosで35年以上働き、1世紀以上にわたって都市の通信と日常生活を支えてきた機関の変遷を見つめてきました。
ドキュメンタリー、社会学、人類学の視点から、このプロジェクトは記憶、労働、土地の関係を探ります。
撮影された空間は、単なる事務の場を超え、公式な記録にはほとんど現れない仕草や日課、知識、人々の関わり方が刻まれた、生きたアーカイブとなっています。
これらの建物が少しずつ姿を変えていくなかで、都市が変わるとき、何を残し、何を忘れるのかという問いが浮かび上がります。個性的な建築を記録するだけでなく、現代社会を形づくってきた労働の世界や通信システムに結びつく、共有の記憶が失われていくことを写真で問いかけます。
「申告価額」は、有形・無形の文化遺産を視覚的に読み解く試みです。写真を、バルセロナや、これらの建物が重要な役割を果たしてきた他の都市の社会史を形づくる記憶を保存し、呼び起こすための手段と捉えています。
